短くて楽しかった8号車人生。

私はいわゆる新規で、ちょうど1年前くらいに初めて超特急を知りました。

最初は白の子可愛い〜って興味を持って、初乗車の6/14の武道館が終わったあとくらいからこーちゃんこーちゃん言い始めました。

もうそのあと夏くらいからはボーカル推ししてたけど、ほとんどコーイチくんしか見えてなかったように思います。

 

もともとフットワークの軽いオタクをしていたので、現場に行くことに迷いはありませんでした。

6月から取れるチケットはほぼ全部取ったし、仕事を頑張って有休もとって出来る限り彼らを見に行きました。

 

少ないながらに8号車の友達も増えて、毎日ほんとうに楽しかった。

現場がない日も新しい情報に一喜一憂したし、コーイチくんじゃない他メンの活躍も超特急が広がって行くのを見るのが楽しくて全部見てた。

 

TEFBはすぐ全通する!って決めてワクワクしてチケットをとった。

全部行けて本当によかったなぁ。

ボーカル推しだったからグッズは白黒両方買ったけど、実際使ったのはほぼ黒だった。

クリスマス公演を観て、もう単推しだなって自分でも腹くくった(?)のをよく覚えてます。

大阪城ホール、真っ黒の姿で入れてよかった。

コーイチくんが泣いていたのを観て、夢が叶って良かったねって本気で思った。

 

そして来てしまった1/16

城ホが終わってから誰も何も言わないなって思ってた。

こーいちくん時々消えちゃいそうだなってなんとなく思ってた。

でもまさか本当にいなくなるなんて思ってなくて。

 

そこから2ヶ月くらいはメンタルダメージが身体にきて体調を崩したりしてボロボロでした。

亡霊のように検索をかけてはコーイチくんの情報を探し、同じように悲しむ推し被りのツイートを見ては1人じゃないと安心するのが日課でした。

他推しを羨ましく思って、6人なんて売れなきゃいいのにって汚い感情を持ったこともありました。

 

その後。

幸運にも1/29のライブに行くことができました。

大人なライブハウスで歌うコーイチくんは死ぬほどかっこよくて、あぁ私はやっぱりコーイチくんが大好きなんだと何度も思いました。

コーイチくんが作った歌は、あまりにも彼の本音でしんどくなったけど、じゃぁなんで辞めたん?とも思ったけど、2曲とも本当の気持ちなんだろうなと思ったから、少し気持ちが楽になりました。

 

さらにその後。

3/3は脱退発表前からチケットを取っていたので、見に行くことができました。

脱退発表後から心無い攻撃をする人がたくさん居て、正直暴動でも起きるんじゃないかと思ってました。

あの時、井出さんのために黙っていてくれた井出さんのファンの方には正直頭が上がりません。

アカペラで始まったこーいちくんの歌は1/29と同じ曲なのに全然違って、空気が柔らかくなってたように感じました。

そのあとのMCも井出さんが上手なうえに、こーちゃん(5歳)が炸裂していて、めっちゃくちゃに可愛くてにっこにこ(にやにや?)していて久々の供給に胃もたれするかと思いました。

そのあとのコラボの楽曲も井出さんとバチバチしていて本当にカッコよかったし、見たことないこーいちくんが見れて楽しかった。

井出さんの曲も思っていたより何倍も良くてめちゃくちゃ楽しいライブでした。

 

どっちのライブも行けた1推しなんてほんとに一握りしかいないから、ライブで感じたことが行ってない人になんにも伝わらないのが悲しかった。

歌詞だけが一人歩きして、コーイチくんが叩かれるのは見てて辛いものがありました。

仕方ない部分はもちろんありますが。

 

8号車もいろんな人がいて、もちろんコーイチくんに対して怒る人もいれば、帰ってきてという人もいれば、何も言わずに居なくなった人もいた。

いろんな人の意見を見て、私はどうしたらいいのかなってぼんやり考えて、結論が出ないまま、なんで辞めたんだろう、いつまでこのまま?コーイチ推しはどうしたらいいの?ってまた鬱々と考え込む毎日になりました。

 

 

6人のことは応援したい。

大好きだったグループを好きなままでいたい。

でも1番大好きな人がそこにいない。

6人で大丈夫なんて言ったらコーイチくんがいらなかったみたいじゃないか。

7人が最強だったって思いたい。

でも…の永遠ループ

 

結局答えは出ないまま、迷いに迷った春ツアー。

連番の子たちに謝って、チケットを譲りに出し、最終日だけ、1人で入ることにしました。

 

 

 

結論から言うと、楽しくなかった。

ライブの内容どうこうではなく、私が楽しめなかった。

 

分かっていたけど、1番大好きな人がいないステージはどこを見ていいか分からなくて、1番大好きな人の居場所はもうそこにはなくて、名前を呼ぶことも、もう許してはくれない雰囲気の中、声も出ず、黒いペンライトを点けずに握ったまま、私は動けませんでした。

 

6人はカッコよかった。

1人でボーカルをこなすタカシくんは見たことないくらい輝いてたし、ダンサーのみんなも前より魂削ってパフォーマンスしていたと思う。

 

でも、コーイチくんがいない。声が聞こえない。

それだけで、大好きだった曲も、振りも、コールも全部遠いところの画面の向こうを見ているみたいだった。

決して悪い席ではなかったのに。

 

何かを好きでいることは非常にエネルギーを使うことでもあり、もらうことでもあるんだと思う。

好きだから、好きな人のいいところがもっと分かって、知れて楽しい。

だからもっと好きになる。

 

きっともう私は疲れてしまったんだなと、思いました。

6人のいいところ、カッコいいところ、可愛いところを見つけるだけの熱量が私にはもう残ってなかったんだな、と。

コーイチくんのことを好きでいたから、他の6人のことも大好きで情報を毎日チェックして、番組に出たら一喜一憂して、楽しかったけれど、もうその元気は残っていないんだと。

 

もしかしたら、4公演全て見ていたら、最後には楽しめるようになったかも知れない。

でも、もうそのエネルギーは私にはなくて、変わってしまったのは彼らではなく自分だなと思いました。

もうライブに行くことはないな、ごめんなさい。と思いました。

もし、いやきっと東京ドームに立つことがあれば、その時は天井席でいいから、黒のペンライト振らせてくれたら嬉しいな。

 

 

あーもう少し、みんなと一緒にオタクしたかったなぁ。

楽しかったんだ毎日。

くだらないことばっかり言ってた界隈のみんなが大好きでした。今も好きだけど、一緒に楽しめないのが寂しいね。

合宿とか行って泊まり込みでBlu-ray見たのも、アホみたいに超特急チップス買ったのも楽しかったね。

沼落ちしたこと、後悔してないよ。

特に超特急に落としてくれたEちゃんと、推し被りで仲良くしてくれたNさんには感謝しています。

もうライブ行かないけど、仲良くしてくれたら嬉しいなぁ。

 

 

吉野晃一くん、いつになるか分からないけど、またステージに立ってくれると信じてるよ。それまで私も充電しながら待ってるね。

 

1年間楽しい時間をありがとう。

また、どこかで。